2019/09/21

【品川宿商店街ゆかた祭り】ゼロからお祭りを創る!そのために大切なものは・・・【後日編】

開催期間は2日間。
準備には半年をかけました。


そもそもの始まりは、
自分が好きなこの品川宿商店街の魅力を知る人を増やしたい、という想いでした。

ゆかた祭りは、第一回目の開催ということもあり、改善点・反省点もある状況でしたが、
品川観光協会の方が街灯にポスターを張ってくださったり、
品川宿商店街の多くの方から温かな支援をいただき、無事に開催することができました。

新参者の自分にご助言とご協力をくださったお店さん、
お仕事の合間を縫って一緒に考えて走り回ってくれた仲間たち、
めいっぱい楽しんでくださったご参加者のみなさま、
それにもちろん、通常営業時間外もお店開けてくださったお店のスタッフの皆さま。

お客様の満足と地域の活性化のために全力を出せる「人」が揃ったからこそ、
品川宿商店街ゆかた祭りを創ることができました。
売り上げ目標を上回る数字を出すこともできました。

ゆかた祭りの第一回目は、多くの方々の支援により無事に成功できました。
ただ、第二回開催に向けて、改善は必須です。

次はコラボレーションを、とお声がけくださっているお店さんもあります。
実は浴衣を着て商店街を歩いている時点で、次への構想がふくらんで
楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。それは仲間たちも一緒だったようです。
今回の反省と経験、そしてこの胸弾む期待があれば、
きっと更に良い品川宿商店街ゆかた祭りができるに違いありません。

ぜひ、次回(2020年開催)は(も)、足をお運びください。



【品川宿商店街ゆかた祭り】ゼロからお祭りを創る!最高に楽しい時間をご提供する!【本番編】




いよいよ迎えた8月2,3日の「品川宿商店街ゆかた祭り」


ありがたいことに二つ返事で貸してもらえることになった
経営者仲間のレンタルスペースで行なった着付けサービスは大人気。
京都で和裁を学んだというスタッフさんを筆頭に、
次から次へと浴衣美女と浴衣美男をお祭りに送り出して、
待ち人数ゼロをキープしてくれました。




商店街中を浴衣姿の人が闊歩して、お店を覗けば談笑しています。
ご友人同士でいらっしゃった若い方々も、
小さいお子さんと一緒のご家族連れも、幅広い方々がおいでになりました。
もちろんお仕事帰りにハイヒールやスーツでいらっしゃる方も。


想定以上のご来場者数で、予定よりも早くお祭り用メニューが
品切れになるお店もありました。
しかしそこは「お客様のために」を考えていらっしゃるお店さんばかりですから、
急遽別のメニューで対応してくださることもありました。
お客様を満足させるのだ、というサービスの精神は尊敬するばかりです。


Twitterでもリアルタイムの情報発信をして、
ゆかた祭り2日目には「#品川」までの入力で「#品川宿ゆかた祭り」が
表示されるようになって、ご活用いただけているようだと分かりました。




お酒を中心にお店さんを回ってもっといろんなお店を覗きたいと
チケットの追加購入をしてくださったり、
がっつり系をハシゴして帯を緩めつつのんびり商店街を散策している方もおられました。
総じて品川宿商店街のグルメも、和の雰囲気も満喫された様子でした。


自分も狙っていたお店さんにちゃっかりとお邪魔しました。




2019/09/13

【品川宿商店街ゆかた祭り】経験ゼロ!それでも4Stepの準備でお祭りを創る!【準備編】


ヘアサロンとは別に、高級和雑貨店の経営もしています。
お店は品川宿商店街という、古くから東海道五十三次の一番の宿場町として
栄えた街にあります。
受け継がれてきた「和」のイメージを今も大切にされている場所です。





近隣のお店の方々と交流させていただくうちに、
「地域とお客様のために商店街を盛り上げたい」
「価値あるものを提供したい」
という温かい心意気にあふれる方々ばかりなのだと知りました。


自分も徐々にこの品川宿商店街をもっとたくさんの方に訪れて、
知っていただきたいと考えるようになりました。


そのために、できることはなんだろう。


そのように考えていたところ、
友人らが「ゆかた祭り」を開けばいいのではないかと思いつきました。
なるほど、商店街全体を会場にすれば人の往来が増えて賑やかになるし、
お店に入れば自ずと魅力は伝わるでしょう。しかも浴衣を着てのイベントなら、
「和」を前面に押し出すこともできます。

よし「品川宿商店街ゆかた祭り」をやろう!と決断しました。






Step1
【実行委員会を組織しよう】


さて、何事にも主体となって動く人が必要です。
まずは友人たちや仲間たちがメインで動くベースとして実行委員会を組織しました。
この委員会の実体として、私のお店がバックアップしているという形を
とることに決めました。
実行委員会のメンバーとして手を上げてくれた仲間たちはみんな頼もしい方々なのですが、
やはり実際に目で確認できる実店舗があると信用度が変わってきます。


Step2
【説明資料を作ろう】
商店街全体を巻き込んでやるお祭りですから、他のお店さんのご協力が欠かせません。
どのようなお祭りにするかということざっくりを決定しつつ、
ご協力いただくためにご説明する際に使用する資料を作成してきます。
決めたのは下記のようなことです。


 ・コンセプトは「和」と「食べ歩き」
 ・ターゲットは品川近隣に在勤、在学の男女(25~40歳)
 ・7月末~8月初めの、2日程、夕方から夜にかけて
 ・チケット制


合わせて特設HPを開設しました。

やはりこれも、紙媒体の資料だけではなくインターネット上でも確認できるというほうが、
安心していただきやすいからです。
(宣伝媒体としての効果は、参加店さんの情報が載るようになってから
 発揮されていきます)


Step3
【アドバイスを頂こう】
聞いたこともない実行委員会がざっくりとした資料を持ってきたかと思えば、
協力店として名前が入っているのは2018年にオープンしたばかりの店だけ。
不審に思われるのは当たり前です。
それでも、諦めずにまっすぐにコミュニケーションを続けるうちに、
少しずつ商店街の活性化に対する本気を受け取っていただけるようになりました。
ここに話をしに行ったらいいとか、こういう協力の仕方もできる、
とたくさんのアドバイスをいただきました。
Step2でざっくりとした内容しか決めていなかったのは実はこのためです。
お祭りを創った経験がゼロで、しかも新参者の私たちにとって、
商店街の皆さまは大先輩。アドバイスをありがたく頂戴して、
より皆さまにご参加していただきやすく、
またお客さんに喜んでいただけるお祭りにするために、
フレキシブルに対応できる状態にしておきたかったのです。


このステップは、誠意に対して誠意で向かってくださる、
本当に素敵なお店さんばかりなのを再度認識して、
お祭りを絶対に成功させる!という気持ちが高められました時期でもありました。


Step4
【宣伝をしよう】
協力店舗さんも決まり始めたら、ゆかた祭りの宣伝・周知をしていきます。
地域の情報サイトに働きかけたり、ポスターを貼らせていただいたりしました。
講演の際には事前に許可を得て宣伝させていただくこともしましたし、
人に会ったら「遊びに来てね」と必ず伝えるようにもしていました。
今回はFM品川のラジオ番組から品川宿商店街ゆかた祭りについて話さないかと
お声掛けいただきました。
情報拡散のチャンス到来です!ぜひお願いしたいとお返事しました。




改善
このラジオの収録がでは宣伝をするとともに、お祭りをもっと良くするための
アイデアも得ました。

パーソナリティーの岩本公水さんの、
浴衣の着付けサービスが会場付近であったら嬉しいという、参加者視線でのアイデアです。

運営側からの視線に偏りすぎていたことを反省しつつ、
お客様がが最大限に楽しんでいただくことで商店街の活性化に貢献することを、
改めて実行委員会のメンバーと認識あわせを行ないました。

【ご挨拶】明けましておめでとうございます

こんにちは、藤堂修です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新年、明けましておめでとうございます。 昨年は大変お世話になりました。 今年もよろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1月1日】 今年も元旦からいつも通り月初のMTGを開催しま...