こんにちは、藤堂修です。
先日、Seabin(海洋ゴミを回収する装置)についてのブログを書かせていただきましたが、
現在、兵庫県西宮市にseabinを設置するため、クラウドファンディングを実施しております。
現在、なんと50%を超えたご支援をいただいており、本当に感謝しています。
少しでも、こういった活動を知ってくださったり、
ご支援いただいたりした方、本当にありがとうございます。
Seabinを設置することがゴールではなく、
地球環境・海を綺麗にするためにもこれからも自分にできることを最大限やります!
先日、8月にオープンした店舗で、Seabinの認知拡大のため、
そしてお店のコンセプトをより知っていただき、ひとつでも環境によいことを何か始めていただきたいという想いで、ワークショップを開催しました。
「ミツロウラップ」作りと間伐材を使用した「箸」作りのワークショップです。
※現在は開催終了しております。
お店としては、ワークショップは初の試みだったのですが、
実際に参加してくださった方に「楽しかった」と言っていただき、大盛況でした!
2回参加してくださった方もいらっしゃって、
店舗のスタッフがやり方などを色々考えて、動いてくれたので、
また参加したいと思っていただけるワークショップができたと思います。
こうやって楽しさを共有しながら、
海に浮かぶマイクロプラスチックやゴミのこと、環境のことなど、
一緒に考える時間を作ることができる機会があることがありがたいです。
今後も定期的にお客様と直接近い距離でお話しができるワークショップを開催していく予定です。
今回のブログでは、ワークショップで実際に作った「ミツロウラップ」について書かせていただきます。
ミツロウラップとは、水で洗って再利用が可能なラップです。
家庭で多く使われている「サランラップ」は、
手軽に使えて、手軽に捨てられて、とても便利です。
ですが、使い捨てることによって、プラスチックゴミの量がどんどん増えていきます。
多くの家庭で毎日のように使用されていると、大量のプラスチックゴミとなります。
使いやすくて便利なものほど、地球や環境に良くないものも多いです。
ミツロウラップを使用することで、サランラップの使用頻度が少し減ります。
多くの人が意識することで、大きな結果をもたらします。
ミツロウラップの作り方は簡単です。
まず、用意した布にミツロウとホホバオイルを滴らし、
アイロンでミツロウを溶かして布に染み込ませることで、作ることができます。
ミツロウは60℃で溶けるので、手で温めることによってラップの形状を変え、
ものを包むなど、サランラップの代わりの様に使用できます。
※冷凍・レンジ・湯煎はさけてください。
サンドイッチを包んでパンの乾燥を防ぐ、
バナナなどのフルーツを包んで熟成を遅らせる、
ちょっとしたお菓子を包む、
小物を包む、
思い出の布を保存したい、
など、さまざまなことに使えます。
子供の小さくなった洋服や、お気に入りのハンカチなど、
思い出の布をミツロウラップにすることもできるので、
ラップとしての用途ではなく、綺麗に保存しておくために作られた方もいらっしゃいました。
今回のミツロウラップのワークショップを通して、
海洋ゴミのこと、プラスチックゴミのことなどを少しでも知っていただく時間を作ることができました。
ミツロウラップを生活の一部に入れるだけで、
何かひとつでも環境によいことができたと思いませんか。
その一つの行動が大きくなっていき、将来の地球環境がよくなると確信しています。
今後も、サスティナブルな活動や行動を発信していきます。
◆100年後も綺麗な海を
Seabinのクラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/533263